2004年07月16日

てえへんだ、てえへんだ親分。

おいおい、そんなに大変の大安売りしてどうするつもりだ、八。
岡っ引が走り回ってたら周りの方が驚くじゃねエか。

今日は銭形さんのお話です。
考えたこと、があまり浮かんでこない……


またしても古本屋さんで買ったんです。33円で。

恐らく、聞いたことはあっても、読んだことがある方は少ないんじゃないでしょうか?
中々面白いです。
銭投げもします。たまに。大抵はせずに捕まえてしまいますが。

レギュラーの登場人物は「親分てえへんだ、てえへんだ」でお馴染みの『ガラッ八』の八五郎と、主人公銭形平次。
二人の江戸っ子的やりとりだけでもかなり面白いですが、推理モノをあまり読まない私にとっては、殺人が中心となる捕物も先が読めず、十分に楽しめます。

まだ途中ですが、読んでいて気付いたことが二つほどありました。

まず一つは、地の文が「です、ます」調であること。
途中まで気付かずに読んでました……それだけ自然だったんですよ。
逆に指輪物語とかは、不自然に思えて読み進めなかったんですけどね……

もう一つは、行間がかなりあるということ。
どういうことかというと……たとえば、作中で、平次が犯人と取っ組み合いになる部分があるんですね。
その部分で、押し倒された状態で4度銭投げをするわけですが、今の小説ならもっと描写を加えて書く部分だと思えるその部分を、そっけなく一文で表現してしまっているんです。

一度目、二度目は当たらなかったが、三度目は頬に、四度目は匕首を持った左手に当たった。

7巻より引用。
他にも、十手を持って相手と闘うシーンなども一文で表現されていて、ちょっと意外でした。逆に自分で想像できて、それはそれで好きなんですけど……

そういう動きの激しいシーンだけでなく、他にもところどころでそっけなく表現されている部分があり、やはり昔だからなのかなぁ、と漠然と思いました。

でも、その雰囲気が好きです。
posted by みもん at 23:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 考えたこと。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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